現在の「なでしこリーグ」は1989年日本女子サッカーリーグ（JLSL）としてスタートし、「L・リーグ」、そして2004年から「なでしこリーグ」として歴史を紡いでいますが、リーグの歴史の中で変わらないのはひたむきにボールを追うなでしこリーガーたちの姿。伝統を引き継ぎ「なでしこ」の名に込められた選手の魅力を改めて探ります。2022年12月まで毎月2回更新予定です。

第15回　西村留亜（吉備国際大学Ｃｈａｒｍｅ岡山高梁・FW）

●ライタープロフィール
増島 みどり
スポーツライター。1961年、神奈川県鎌倉市出身。スポーツ紙記者から97年に独立。サッカー男女W杯、夏・冬五輪などを現地で取材し、98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」でミズノスポーツライター賞受賞。「In His Times 中田英寿という時代」「名波浩　夢の中まで左足」など著作多数。「6月の軌跡」から20年後に「日本代表を、生きる。」を書いた。法政大スポーツ健康学部講師、「一社スポーツ・コンプライアンス教育振興機構」業務執行理事 女子サッカーは1980年代から取材し、04年アテネ五輪前に「なでしこジャパン」命名委員を務めた。