FCふじざくら山梨の田中里穂です。
私事ではありますが、今シーズンで引退することを決断しました。
最後のなでしこブログになりますので、今回はクラブ創設1年目から所属してきた1人としてクラブとの思い出を書かせていただきたいと思います!
私は2019年の夏にこのクラブに加入しました。
その年に1度目のなでしこリーグ入替戦に挑みましたが、チームとしても個人としても力不足を痛感したことを覚えています。
2020年はコロナ禍の影響もあり、入替戦はなく、翌年の2度目の挑戦は予選敗退。
不甲斐なさ、あの時こうしていればという後悔。初めて味わう絶望感でした。
そして、2022年の3度目の挑戦。PK戦での勝利やアディショナルタイムに得点して劇的勝利など、まさしく激闘だったと思います。
""なでしこリーグ昇格""は今までの経験や想いが全て報われたような気がして、本当に嬉しかったです。あの瞬間や喜びは一生忘れません。
そして2024シーズン。1部昇格の目標を果たすことはできませんでしたが、この悔しさを原動力としてまた駆け抜けていくと信じています。そして、これからもクラブの歴史をつくり続けてほしいと思います。
また、このクラブは""プレイングワーカー""を軸としています。クラブに所属した6年間で、地域のスーパーとのコラボ弁当やスタッフやチームメイトにおにぎりを作るなど、飲食に関わる多くの経験をさせていただきました。
その中で、自分が作ったもので多くの方が笑顔になってくださる姿が私にとってはとても嬉しく、食を通して人に何かを与えたいと考えるようになりました。
新たな目標に向け、これから進んでいきたいと思います。
最後になりますが、なでしこリーグの舞台をFCふじざくら山梨の選手として闘えたことが誇りです。
たくさんのご声援をありがとうございました!
引き続き、FCふじざくら山梨へのご支援、ご声援をよろしくお願い致します!