こんにちは。
今回コラムを担当します、背番号7 伊藤香菜子です。
先日、国立スポーツ科学センターに行く機会があり、初めて屋上に上ったのでこんな写真を撮りました。
『味の素フィールド西が丘』です。
名称が変わる前は西が丘サッカー場という名称として、古くから女子サッカーに関わる人たちにとっては馴染み深い競技場ではないでしょうか。
私は子供の頃、お正月によく高校サッカーを父と観戦しに来ました。大人になって、選手としてこの場所でプレー出来るというのはやはり大きな喜びです。数々の思い出が詰まっている場所でもあります。
そんなグラウンドを、東京の街並みやスカイツリーを見渡せるような高いところから眺めて、ふとこう思いました。こんなに広い世界のたった一つ、こんな小さな場所で、いつもサッカーをしているんだなぁと。米粒みたいに小さいなぁと。
でもこうも思いました。そこにいる人たちをこんなにも惹きつけるサッカーとは、なんて大きな存在なんだろうと。サッカーの魅力。言い出したらきりがないですが、最後の最後まで何が起こるか分からないのがサッカーですよね。正確には誰も予想出来ない、筋書きのないドラマが、世界中のスタジアム、競技場、グラウンドの数だけ生まれていると思うと、それだけでワクワクしませんか。
8月12日にはここ味の素フィールド西が丘で、2017なでしこリーグカップ戦の1部2部決勝戦が行われます。現在グループステージの真っ最中ですが、決勝のピッチに立てる権利を勝ち取って、私もまたここに戻ってきたいと思います。
是非一人でも多くの方に足を運んでいただきたいです1部決勝には多くの代表選手も集まるはずです。選手と一緒にドラマを作りましょう