こんにちは。
今回ブログを担当させて頂きます、日体大fields横浜背番号4番関口真衣です。
今回は、日体大が毎月1回行なっている、木鶏会について紹介したいと思います。
木鶏会は、月刊誌『致知』をテキストにしています。
目的は、「美点凝視」の精神で、お互いがお互いを尊重し合い、素晴らしい部分を見つめて認め合う事です。
そして、人間学を学び、人間的な成長に繋がることが目的としてあります。
致知の雑誌は、沢山の人のインタビューが書かれてあり、どれも心に響く文章となっております。
ここで、私が致知10月号、テーマは「天に星 地に花 人に愛」を読んで、心が打たれた文章を紹介したいと思います。
「天に星が輝き、地に花が咲き、人に愛があることによって人間の命は永遠に保ち続けられている。
父母未生の遥か以前から天地は、人間は、この営みを連綿と繰り返し、その中に"私"という1人ひとりが存在していることを強く感じるようになった。
宇宙は138億年前、ビックバンによって誕生した。
素粒子や中性子などが飛び交う雲霧朦朧の状態から大気が冷え、原子ができ、天と地が分かれ、46億年前に地球が誕生する。
その地球に水が生まれ、その水の中に単細胞生命が生まれ、やがて雌雄が分かれ、生命はマンダラのごとく多彩な生命へと発展していく。そのプロセスの中で我々の父祖も誕生した。
話は飛ぶ。
最近、心臓の二つの弁が同時に開いたり閉じたりする様子を超音波エコーの映像で見る機会があった。
その真剣な動きに圧倒された。
二つの弁はまるで申し合わせたように、1分の狂いも休みもなく、ひたすら呼吸に合わせて自らの務めを果たしている。必死である。
心臓は、1日24時間、1年365日、一刻も休まず、必死、懸命の営みを繰り返しているのだ。
もし人間が同じことをやれと言われたら、数分もしないうちに音を上げてしまうだろう。
こんな事は人間にはできない。
神業である。
人間の命は我々の与り知らないところで繰り返されている神業によって支えられている。
生の刻々の瞬間から死の一瞬に至るまで、我らの心臓と呼吸は瞬時といえども留まらない。
これは、ありがたいと言う程度の言葉で尽せることではない。
もったいないと言っても忝いといってもまだ足りない。」
と、言う文章がありました。(長くてすみません)
人間、誰もに、お父さんとお母さんがいて、お父さんとお母さんにも、お父さんとお母さんがいて、そのお父さんとお母さんにも.........
そして、私がいる。
目の前のチームメイトにも、同じように先祖があって...。
さらに、私の心臓は、産まれた時から、1秒も休む事なく、動き続けてくれている。
いや、産まれる前から。ですね。
感謝でしかありませんね。笑
人間の身体って本当に凄い。
そして、始めたきっかけはそれぞれで違うけど、同じようにサッカーを大好きになって、
チームメイト全員に、何かの縁があって、日本体育大学に入学して、一緒にボールを毎日蹴っています。
こんな事、 "奇跡" という言葉でしか表せません。
さらにさらに、
産まれた都道府県も育ってきた環境も違うけど、
同じ年に産まれ、サッカーが好きで、日本体育大学に入って、、、
そして、同期16人に出会いました。
こんな事、 "奇跡の連鎖" ですね。
もちろん、同期16人だけでなく、
人生において、私はたくさんの人と出逢いました。
素晴らしいですよね。
ありがとうございます。
多分、こんな事言ってるから、
よく同期に、同期愛が強すぎるとか言われるんですね。笑
木鶏会では、致知を読んで、私自身の考え方を変えてくれた事はもちろん、チームメイトの考え方を知る機会を作ってくれました。
また、日常の当たり前の事に気付くきっかけとなったり、サッカーへの捉え方を変えてくれたりしました。
ちなみに、11月号は、テーマが「努力にまさる天才なし」で、「一流を超一流にする努力論、明治大学サッカー部が結果を出し続ける理由」という記事が、とても良かったです。
色々と考えるきっかけとなります。
最後に、、
大学生活は残り少なくなりましたが、
1日1日を無駄にする事なく、沢山の出来事や出逢いに感謝して、楽しく生活していこうと思います。
なでしこリーグが終了しましたが、皇后杯・インカレと大切な闘いがまだまだ続きます。
粘り強く、諦めの悪い、熱い熱い日体大の応援を、今後ともよろしくお願い致します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。